□Perl 講座 初級編 > サブルーチン

◆なにものだ?

どんなプログラミング言語でも勉強したことがある人であれば耳にする言葉だと思いますが、初めての人には全くなにものか判らないかもしれません。サブルーチンと言うのは、一つの処理をさせるための簡単なプログラム群だと思ってください。なんで、プログラム群を用意するかわかりますか?もちろんサブルーチンを作らなくてもプログラムはできます。ですが、プログラムを実行する上で同じ計算・処理をさせることは多々出てくるのです。同じ事をさせるのに、いちいち同じ事をいちいち記述していたら、プログラムは非常に長くなってしまいます。また、拡張機能を付け足す場合にどの部分に記述するかわからなくなってしまう可能性もあります。
  • プログラムの流れを判りやすくする。
  • 処理が早くなる。
  • 拡張が楽になる。
  • バグを見つけやすくなる。
  • ライブラリとして用意しておける。取り込める。
これは私の独断と偏見ですが、上記のようなメリットがあるんです。本当はもっと深い意味があるのかもしれませんけどね(ぉぃ)
まぁ、計算・処理させる中で再帰を用いなければならない場合は、もちろんサブルーチンが必要になってきますが、再帰処理についての説明はここでは割愛させて頂きます(^−^;;難しいと思うので・・・。(逃げ)
再帰が判る人に少しだけ書き留めておくと・・・。Perlの場合、再帰の階層に制限はないと言うことです。無限かと言うと語弊があるかもしれませんが、サーバのスペックの許す範囲内と言うことで・・・。Perlって他のプログラミング言語に比べるとこういった制限が少なくてある程度自由に組めるのがいいところですよね♪



◆利用方法

サブルーチンを呼び出すためにはサブルーチン名の前に『&』をつけて呼び出します。また、サブルーチンを作る・記述する方法は以下のようにします。

&サブルーチン名;  #サブルーチンを呼び出します

sub サブルーチン名 {
    実行文;
    実行文;
}

呼び出されたサブルーチンはその中の実行文を実行した後、呼び出した場所に戻ってきます。
&test;  #testと言うサブルーチンを呼び出します・・・@

exit; #終了命令・・・B

sub test{
    print "サブルーチンを実行しました"; #・・・A
}

実行される順番は上記のようになります。@⇒A⇒B

□初級編 プログラミングに入る前に