□Perl 講座 初級編 > 演算子・比較演算子

◆演算子

プログラムする上での、私が良く使う(^−^;;演算子を紹介していきます。これ以外のものも!とご要望があれば、後ほどご紹介するかもしれません。(手抜き)

記号 意味
右辺を左辺に代入する(代入演算子)
" 囲むことで文字列やインデックスを示す
' 同上

まず、これだけは覚えてください!
皆さんご存知のように通常、『=(等号』)は等しいことを示す記号です。ですが、プログラム(Perl)上で『=』は、代入演算子として扱われています。例えば、

$i = 1;

とは、$iという変数が1と等しいと言うことではなく、変数$iに1と言う値を代入することを示しています。また数値の場合は上記のように記述してもいいのですが、文字列の場合は『"(ダブルクォーテーション)』か『'(シンルククォーテーション)』で値を囲まなければいけません。

$i = "かきしち"; もしくは $i = 'かきしち';

これは、データのフラッシュ(何をするの?)で述べていますがプログラム中で全角文字を使えないため、『"(ダブルクォーテーション)』か『'(シンルククォーテーション)』で囲んで文字列であることを示さなければいけないためです。

算術演算子
記号 意味 例(値:結果)
+ 加算 2+2(4)
- 減算 2-1(1)
* 乗算 2*3(6)
/ 除算 9/3(3)
** べき乗 2**3(8)
% 剰余 10%4(2)

論理演算子
記号 意味
&& and
|| or
and and
or or



◆比較演算子

条件分岐などでよく使う演算子です。
比較対象が数値なのか、文字なのかで用いられる演算子が違いますので気をつけるようにしましょう。

数値場合 文字列 意味
lt より小さい
gt より大きい
<= le より以下
>= ge より以上
== eq 等しい
!= ne 等しくない
<> cmp 比較



◆その他の記号

私の独断と偏見で解りいいように並べています。また実際の意味と多少ずれがあるかもしれませんが、ご了承ください。

記号(メタ文字・特殊文字) 意味
\ 次のメタ文字をクォートする。
^ 行の最初にマッチする。
. 改行以外の全ての文字にマッチする。
\n 改行文字
\t タブ文字
tr 変換演算子
%d 引数を10進数として出力
%f 引数を10進数浮動小点数として出力
%c 引数を文字として出力
%s 引数を文字列として出力
%o 引数を符号なし8進数として出力
%x 引数を符号なし16進数として出力
  スペース
&lt; <
&gt; >
&qout; "(ダブルクォーテーション)
# 以降行末までコメント

文字化けについて・・・。
ここで、少しまめ知識です。Perlで記述して出力させる際に、時として文字化けしてしまうことがあります。これは文字コードの関係で、文字コードの中に5C(¥のこと)と言うコードが含まれると、¥と誤認してしまい文字化けが起こります。例えば、『表』とか『予』などはその一つになります。そんな時対応策として前に¥をつけてあげることによって上手く出力させることが出来ます。また、文字列の中に『"』を含めたいときにも『\"』としないとプログラムが上手く動かなくなりますので気をつけてください。

□初級編 プログラミングに入る前に