□Perl 講座 超初級編 > データのフラッシュ

◆何するの?

1行目を記述できたら2行目以降はある程度自由に記述していけます。但しCGIプログラミングを、Perlで記述する場合に幾つかの制約条件がありますので、よく覚えてください。
  1. 出力は標準出力(サーバに依存)に対して行う
  2. 出力の先頭に適切なヘッダを付ける。
    • Content-typeヘッダ
    • Locationヘッダ
    • Statusヘッダ
これだけ読むと何のことがさっぱり解らないかもしれませんね。よく使うのはContent-typeヘッダだと思いますので、後ほど簡単に説明いたします。
また、記述においての基本的な決まりごとをご案内します。
  • 文字列やコメント以外で全角英数字・記号・スペースは使用できません。
  • コメントは#(半角シャープ)から行末までです。
  • 基本的に文の末尾は;(半角セミコロン)をつけます。
  • 関数・演算子と引数の間には区別できるように、半角スペース・改行文字・タブなどを入れます。



◆2番目にすること!

2行目以降はどんな順番でも構いませんが(コメントの挿入など)2番目にしておきたいことがあります。これも、難しいことではなく、次に示す1文を記述していただくだけで結構です。

$|=1;

これは、Apacheなどのサーバでは、CGIで標準出力に対してバッファリングを行うとデッドロックをひきおこす可能性があります。上記の一文は出力バッファを強制的にフラッシュする特殊関数です。もし、意味をよく理解できなかったとしても、2番目に記述するよう習慣づけてください。それで問題回避できます。

これも怒られるかもしれませんが、本当に意味を判っていなくても、決まりごとみたいに思ってしまえば怖がることは無いと思います。ある程度なれてきて、もし興味があれば自分で調べてみるのも良いかもしれません。極論を言ってしまえば、本当の基礎って物凄く奥が深く、応用していく中で気づいたり、認識していくものだと私は思っています。もし、どうしてもしっかりと理由を認識しなければ次のステップに進めない人は・・・。自分で調べてください(^−^;;;でも時間かかりますよ!

□超初級編 まず始めに・・・。