□Perl 講座 超初級編 > データのやり取りについて

◆CGIの仕組み

簡単ですが、CGIの仕組みについて説明しておきます。

入力の流れ
ブラウザ⇒プログラムのURL+データ⇒WEBサーバ⇒標準入力+環境変数⇒CGIプログラム

出力の流れ
CGIプログラム⇒標準出力⇒WEBサーバ⇒CGI出力⇒ブラウザ



◆環境変数

環境変数ってなんでしょう?例えば、IPであったり、時刻であったりします。その他にもブラウザのバージョン情報や様々な情報を得ることが出来ます。ブラウザのフォームからの入力とあわせて、CGIプログラム内で計算させるために有効利用してください。下記にいくつかよく使われるものを例としてあげておきます。

変数名 説明
AUTH_TYPE 認識方式
CONTENT_TYPE データの種類
CONTENT_LENGTH フォームでPOSTメソッドが実行された時のパラメータ名と値のバイト数
DOCUMENT_ROOT サーバ文書のルートディレクトリ
GATEWAY_INTERFACE WWWサーバが利用しているCGIのバージョン
HTTP_ACCEPT HTTP_ACCEPTヘッダで定義されたブラウザが許可しているContent-type
HTTP_REFERER 直前に参照していたURL
HTTP_USER_AGENT ブラウザの情報、ブラウザのプログラム名、バージョン
PATH_INFO パス情報
PATH_TRANSLATED ファイルシステムのフルパス名に変換したもの
QUERY_STRING フォームでGETメソッドを実行された時のパラメータ名と値
REMOTE_ADDR クライアントのIPアドレス
REMOTE_HOST クライアントのホスト名
REMOTE_IDENT サーバ内でidentが実行されていた場合にidentによって返される値
REMOTE_USER サーバで認証機能を使っているときのプログラムを実行したユーザ名
REQUEST_METHOD クライアントの要求メソッド(POST、GET、PUTなど)
SCRIPT_NAME URL形式のパスがついたCGIスクリプト名
SERVER_NAME サーバのホスト名またはIP
SERVER_PORT サーバのHTTPポート番号
SERVER_PROTCOL HTMLプロトコルのバージョン
SERVER_SOFTWARE サーバ名・バージョン

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