□HP診断について

サイト名 管理人名 診断日
マルタ布帛(株) bcpcomさん 2002/06/01

マルタ布帛(株) ジャンル:企業紹介

診断基準 評価(5段階)
テーマ
デザイン 2.5
構成
情報量
相互性 2.5
総合 12
一言 差は意味付けかな?
※因みに評価基準は、当サイトの自己評価をオール3としています。


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□問題点と改善点


  • Webサイトの利用方法は千差万別です。そんな中、企業紹介としてテーマを掲げるのであれば、問題ないと思います。ただ、企業紹介を何のために、誰にするのか?と言うことは非常に重要だと私は考えております。何のため?といわれれば、企業のイメージアップや業績アップ、顧客とのリンク、etc...誰に?と言われれば、個人なのか、既存取引先企業なのか、新規取引企業なのか、etc...まぁ、いろいろです。全部と言えば全部なのかもしれませんが、いろいろできる反面、主目的の位置付けの出来ていないサイトに限って、本末転倒状態に陥ってますので、明確な主目的を見失わないよう心がけてください。
  • デザインに関してですが、パッと見はシンプルで統一感があり良いと思います。ただ、殆どの情報(ページ)が一枚画像で表されている点や、GIFやJPEGの特性を良く理解していなかったり、透過技術の未熟さ、画像のALT指定は一切されていなかったりで、かなり苦しい部分があるのは否めません。印刷媒体の会社案内カタログであれば、まだ今の形でも良いのでしょうが(良くは無いですが・・・)、Webで表現することを色々なサイトを見て回って勉強してください。
  • 構成に関してですが、フレームの特性を活かしきれていないように思えます。また、全てが画像であるため(重複しますが)どこにリンクが貼ってあるのかわかりにくいです。リンクが切れているって訳ではないですが、どの部分がメニューなのか?が視覚的にすぐ解らなければ意味をなさなくなってしまいます。
  • 情報量は、会社案内をする為に必要な情報が無いということではありません。これも全てが画像って点なのですが、ディレクトリサービス(Yahooは掲載されているようですが)に掲載されるか、ネット以外のメディアで取り上げられない限り、ネットユーザは絶対にたどり着けない状況にあります。ロボット検索エンジンには99%引っかからないでしょう。あえて言うなら、TOPページのみ会社名で検索した場合引っかかる可能性がある程度です。ですので、既存取引先へのカタログ的紹介にしか利用が見込めません。それが目的の全てであれば、それで構わないでしょうけど・・・。新規取引先開拓を少なからず加味するのであれば、情報を求めるユーザが検索して追ってくるのは、会社名ではなく、事業内容であったり、商品名だったりする訳です。それを効率的に世に知らしめるためには、最低限のテキストは必要です。ここで言うテキストとは、効果的なページタイトルであったり、文章そのものであったり、画像のALT指定のことを指します。
  • 相互性に関しても、お問合せ出来る環境にはなっているようですが、何をどう問い合わせるべきか?と言いますか、問合せしやすい環境・配慮がなされているとは思えません。既存取引先からの、問い合わせやクレーム対応に利用できると言えば出来ますが、既存取引先であれば、既にメールアドレスは知っているでしょうから、別に問い合わせフォームを利用する必要は無いでしょう。何のために、そのページがあるのか?そのページがあることによって、どういったことが期待できるのか?を表現できないと意味をなさないように思えます。

□アクセスアップについて


デザインより見易さを追及されたとのことですが、確かに画像で表現する分パッと見の見易さは実現できていると思います。ただ、もう少しWebサイトの特性を勉強された方が宜しいかと存じます。これは、何も難しいことではなく、趣味のサイトでもどんなサイトでも結構です。
自分の好きなサイトや、人気のあるサイトをより多くネットサーフィンしながら参考にして下さい。必ず、ある共通点はあるはずです。

さて、外注した物とどの程度、差があるか?とのご質問ですが、これは何処に出すか?どのように出すかによって大きく依存すると思いますので、一概にこう違いますとは言いづらいです。
外注先ごとの得意分野もそれぞれでしょうし、能力にもよりますが、ホームページ作成代行業者には、大きく分けて2つに分かれます。いわれた物をそのまま作るところと、ゼロからプロデュースするところです。前者の方が圧倒的に多いですが・・・。金額も全然違うでしょうし・・・。ただ前者後者共に言えることは、実作業を当然伴いますからマンパワーが必要であり、仕事として成り立つと言うことです。どちらが良いとは言えません。私の場合、お客様のニーズに合わせ、必要な部分を提供するようにしてますが・・・。

私が考える、プロの仕事とは、全てに意味があると言うことです。画像処理能力、芸術性の追求よりも、ある意味これが決定的な差なのかもしれません。

リンクが貼られている場所や、ボタンの位置、形、色、キャッチコピーからテキストの場所だったり、全てにおいて意味をもたせてデザインしていると思います。少なくとも私がデザインするときは全てに意図があります。まぁ、芸術性に関しては、センスが無いのである人間に任せる場合が多々ありますが(自爆)
でもこれは私の考えで、他のWebデザイナーに全て共通するとは言えませんのでご了承ください。(^-^;

ちっとも、アドバイスになってませんが、まずはより多くのWeb事情を知ることから始めてみては如何でしょうか?

これからのサイト発展、心よりお祈り申し上げます。